引き出しの中のジグソーピース S2107 |
ShortTrack S2107「冗談だよ!」 ショートトラック本年第7作目 冗談のつもりだったのに、相手がマジに捉えることがある 言葉というのは、相手によってその意味合い、強さが変わってしまう 人類は変なコミュニケーション・ツールを身につけたもんだ! では、テレパシーはどうなんだろうか... 正確な意味がストレートに伝わるのだろうか いや、やはりあやふやな部分も含まれるのではなかろうか なんにしても 単なる事実の伝達だけではなく そこに生き物としての解釈や気持ちが加味されると途端にややこしくなる コミュニケーションというのはかくも難しい作業である そんな面倒なことはせずに済むのが理想的な種(しゅ)だと思いきや 何万年も未来の人類のコミュニケーションがもしも 100%普遍性のある数式で表せるような あたかも鉱物同士の電気的なやりとりのようなものになっていたら その時点で進歩は止まってしまっているのではないだろうか カオスと言おうか、遊びと言おうか、 予測不可能な部分があるからこそ 人類は争いも含め、紆余曲折、試行錯誤、切磋琢磨しながら 「あり得ないかも知れない」完成形というものに 向かおうとして「進歩」するのだ 口は災いのもとと言うけれど 災い転じて福と成す 災いが無かったら、物事を解決しようとする必要が無くなる 新型コロナは人類にハッパをかけてくれている そう思って頑張ろうではないか! と、僕はドクターでもサイエンティストでも無いのに いい気なもんですねぇ(笑;) けれど、遠い未来の人類が現在の状態を観察すれば コロナ禍なんて冗談みたいなものだったって思うかもしれない もっと難解な問題が人類の行く末に待ち受けている、きっと... 今回の新型コロナが収束しても、思い上がっちゃイケマセンね! ウィルスのほんの冗談なのに 右往左往、恐怖に慄(おのの)いてばかりいると 解決の暁にきっと反動で「いい気に」なる ここはひとつ冷静に「進歩」しようではないか! と、素人が適当にカッコつけました(え?冗談はウィルスが言ってたんだ;;汗;笑;) |
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