数時間の眠い眠い作業を、
アシスタントエンジニア(テープのPlay-Stop、身体的にやらねばならない事があるので眠れない)
と二人で(笑;)乗り越えたのですが、
ここで一部のデジタル機械に興味がある人たちから疑問質問…
なぜ
ピッチチェンジャーを使わないのかと
残念ながら
機械を使う(
デジタルでピッチを変える)と、
あの可愛らしい、
あたかも生きている宇宙人のペットような声にはならないのです!
よくテレビでプライバシーを守るため、音声を変えたりしますが
機械を使うと、あんな感じになってしまいます
そして
回転を倍にする(キーを
1オクターブも変える)から、
あの個性が出て来るのです
機械で1オクターブ上げると音の波形が乱れ少し汚い音になる
そうなのです、そこに、
あんしんパパの
存在意義があるのでした
ただ、最近(この記事を書いた2000年頃から)は
作業の効率化を図り一部デジタル処理を施しています
どのようにしてるかは、またの機会にご披露します
さて「
はじめてのチュウ」は
何故『
キテレツ大百科』のテーマソングになったのかというと…
デモテープを業界のある人に聴かせたところ、
あるアニメのテーマソングに使わせて欲しいとの返事
テレビでアニメをほとんど観てない僕は
さっぱり分からず「そうですか、お任せいたします」と簡単に決定!
それが『
キテレツ大百科』
というアニメだった(僕は観てなかったので全然知らなかった)
「コネ」といえばコネですが…
「はじめてのチュウ」は
ある晩、自宅で、最初から [
回転を変える手法 ]を念頭におきながら、
ギター片手に、1,2時間で歌詞もメロディも同時に出来上がりました
実は唄いながら涙が出て来ました
イメージは、
当時自宅で飼っていた
ハムスターの初恋
(実はその数日前に死んでしまったのですが)
『
チュウ』というのは、
めったに聴けないハムスターの鳴き声と「キス」をかけたものです
他に、
ハツカネズミ や
ビーバー のイメージでも良いかな、
ああいう小動物のキャラを思い描いたのでした
そしてあくまでも
回転を変えて声のキャラを作ることを想定してました
そして自宅でまずデモテープ作り
予めオケを作っておき、唄う時に
テープスピードを半分に
それに合わせてゆっくりと唄い
(非常に唄いにくいけれど、それでも曲の良さから来る感動の余韻があった)
録音後に元のスピードに戻す
(つまり録音時より2倍の速さに、キーは録音時より1オクターブ上になる)
スタジオレコーディングが悪夢のようだと表現しましたが
こうして僕は既にデモテープの段階で経験済み、慣れたもんです
悪夢だったのはレコーディング時の周囲のスタッフのほうかも(笑;)
なお、この回転を変えて録音するという手法としては、
既にアメリカのチップマンクスが世界に先駆けており
日本のフォーククルセダーズ(帰って来たヨッパライ)は後追い
(ただしフォークルは倍速ではなく70%ほどの回転上げだったそうです)
そして
あんしんパパはさらに後追いになります(笑;汗;)
つまり誰でも作れる声とも言えそう
どうですか、みなさんもチャレンジしてみますか?
いつか、『
あんしんパパ大会』というイベントを企画してみましょうか(笑;)
さてそんな「
はじめてのチュウ」の生声によるセルフカバーがあります
これは一番最初の曲作りの段階の雰囲気に近いですかね
メロディ歌詞本来の持つ味を素直に表現しました
たくさんのアーティストにカバーされる前に
とっくの昔に自分でこっそりカバーしていました
(配信のみのリリース)参考にどうぞ
↓
AG弾き語りVer.試聴
ヘブンリーライブVer.試聴
RAGTIME Ver.←特にオススメ